塾長コラムのカテゴリが出来てから暫く経っているのに、全然更新してませんでした、すみません。
ただ、初コラムにふさわしい内容も思いつかないので、最近感じていることを書こうかなと思います。
未来院長塾は、これからの院長に求められるスキルをバランス良く学べる場が必要だと思い設立しました。
また、大きな勉強会や、企業ベースのセミナーでは扱わないような”未来への投資”を目的としたニッチなテーマを中心にセミナーを組み立てています。
未来院長塾では、院長に求められるスキルを「歯科医師 specialist + 経営者 manager」と考えており、高度な専門技術や知識と同様に、経営に関することも求められると考えています。
と言いながら、まだちゃんとした経営関連のコンテンツを用意できていないので、コラムで少しずつ小出しにしていこうかなと思っています。
まず「経営」とは何ぞや、というところですが、経営もしたことのない私が言っても説得力がないわけですが、学問的にはいくらでも学べるわけです。
経営とは、ヒト(人財組織)、モノ(マーケティング)、カネ(会計)に大きく分けられると思ってます。
どれも大事ですが、私はマーケティングはかなり大切で、しかも学問的にも非常におもしろいカテゴリだと思っています。マーケティングに関するビジネス書がたくさんある理由は深く考える価値がある分野だからです。
経営学で超有名なピーター・ドラッカーは「優れたマーケティングは、セールスを不要にする」と言っています。さらには「マーケティングの目的は、顧客を知り、理解し、商品・サービスが顧客にフィットして、勝手に売れるようにすることである」と言っています。マーケティングをしていれば、セールスが不要になってくるということです。
では、「勝手に売れる商品なんてあるのかよ?」ってなりますよね。
実は医療がそうなんです。
医療はマーケティングがセールスを不要にしています。
考えてみてください。
皆さんも病院には行ったことがあると思いますが、その時、薬を売り込まれたことはありますか?「この薬、今ならお得です!」なんて聞いたことないですよね。
全部自動的に買いますよね。
なぜでしょうか。
それは必要性が完全にわかっているからです。
優れたマーケティングはセールスを不要にするわけですが、薬はセールスが不要になっています。
つまり、マーケティングとは教育です。
「あなたがこれを買わなければいけない理由を教育する」ことがマーケティングです。
院長として、医院経営にかかわるマーケティングを学ぶことは重要です。
そんなことを学べるセミナーを今後用意していきたいと思います。
0コメント